相模原司法書士・相模原市司法書士

ウェルビーイングの追求

おはようございます。6月1日(日)になりました。また新しい1か月が始まってゆきます。皆様、今月もどうぞよろしくお願いいたします。

開業して、1年半余りが経過しましたが、本当に毎日が挑戦の連続で、怖くもあり、それ以上に楽しくて仕方ないです。自分で未来を切り開いて行ける感じが、たまらなく面白いですし、会社にいると分からなかったですが、直接色々な方から頼られて、ご依頼をいただき、最後に感謝の言葉をいただける、このお仕事をすごく誇りに思っています。

会社員がだめということではなく、私は自営業がとことん向く性格なのだなと思っています(笑)。今まで勤めていた会社には感謝の気持ちしかありませんが、正直仕事を今以上に楽しいと思えたことは、ありませんでした。直接人とのつながりや感謝を感じられる、自分の自由裁量で仕事を進められる、気の合わない人と一緒にいなくても良い(笑)、それらが自営業の魅力でしょうか。素晴らしいですね。これからも、出逢えるすべての方に感謝の気持ちを持って、このお仕事に取り組みたいと思います。

週末はしっかりとお休みを取り、読書も進んでいます。現在は、引き続き「サピエンス全史」を読みながら、山口周氏の「人生の経営戦略」を新しく並走読みしています。すごく面白いですね!

氏曰く、人生の目的とは、「時間資本を適切に配分することで、持続的なウェルビーイングの状態を築き上げ、いつ余命宣告をされても、自分らしい、良い人生であったと思えるような人生を送る。」ことが大切だと説きます。

どういうことかというと、時間こそが万人に与えられた資源であり、時間資本人的資本(スキル・知識・経験)、社会資本(信用・評判、ネットワーク、友人・家族関係)、金融資本(現金、株式、不動産等)にバランスよく振り替えて、人はウェルビーイング足りえるというのが本の趣旨です。ポイントはバランスよくということです。我々はややもすると、数値化できる金融資本の獲得ばかりに目が行きがちですが、人的資本や社会資本を無視して、こればかりを増大しようとしても真のウェルビーイングには到達できないと説きます。年収が一定以上(600万円程)行くと、幸福度に変化がなくなるという事実や、死ぬ間際に人生を後悔する人の理由のほとんどが、働きすぎた、大切な人を大切にできなかったという事実が、それを裏付けていると主張しています。

そのため、ウェルビーイングの状態を作るためには、①自己効力感(自分に能力があり、誰かの役に立てているという実感を感じられること)②社会的つながり(家族、取引先、顧客から信頼されているという実感を感じられること)③経済的安定性(暮らしが安定しており、通常の生活を送るのに何らの不安がない状態を感じられること)の3つが同時に感じられることで、ウェルビーイングの状態を保てると言います。

まさに、その通りだと私も思います。司法書士というお仕事は、上記の3つを同時に獲得できる素晴らしいお仕事だと思います。その獲得の具体的手法については、今本を読みながら、学んでいる最中です。どんどんと日々の暮らしの中に取り入れてゆきたいと思います。

今日も穏やかに休日を家族と過ごし、明日からまた多くの方のために、一所懸命に働きたいと思います。6月もどうぞよろしくお願いいたします。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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