開業2周年~開業から2年、そして3年目へ~
おはようございます。12月8日(月)になりました。昨日でタイトルの通り、相模原こもれび司法書士事務所は開業2年目を迎えることができました。これもひとえにお客様と関係者の皆様のご愛顧のお陰でございます。心からお礼申し上げます。
開業の経緯を振り返ってみますと、2020年に仕事を辞めて以来、4年間専業主夫に専念し、息子と沢山の時間を過ごしていました。2年前の2023年4月に息子が幼稚園に入園して、最初は私が一緒にいないと泣いてしまうため、1か月間毎日一緒に登園をしていました。しかし徐々に独り立ちして、私がいなくても、新しい世界(幼稚園)に慣れてゆく息子の姿を見て、強く勇気を貰い、自分も新しい世界に飛び込もうと、即独立を決意したのがこの世界に入るきっかけでした。
だから、今の自分が在るのは、息子のお陰とも言える訳で、息子には本当に感謝してもしきれないくらい、感謝しています。「よし、がんばるじょ。パパは後で迎えに来てくれるから、大丈夫!」と呟きながら、握りこぶしを作って、自身を鼓舞している息子を教室の外からそっと眺めて、「自分も挑戦しよう!仕事があるかどうかなんてわからないけど、絶対に諦めない、何が何でもこの世界で生き残って見せる、絶対に息子を幸せにする!」と不退転の覚悟、断固たる決意を固めることが出来ました。人生の中でも忘れられない大切な一場面でした。
それ以来、毎日事務所の構想を練り上げ、ビジョンを作り、9月1日に神奈川県司法書士会へ連絡を入れて、登録申請書を、震える想いで、送ってもらいました。毎日少しづつ自分自身でホームページの作成を行い、合格から10年近く経過していてだいぶ知識が抜け落ちているため、専門書をたくさん買い込んで読み込み、知識をブラッシュアップさせて、2023年12月7日に開業しました。
配属研修、関東ブロック研修、中央研修、実践力研修と、2024年3月までずっと研修を行いながら、司法書士としての基礎力を磨き上げ、多くの人たちと知己になり、一方で個人事業主として、毎日ブログを更新して、ご近所様や、支部の相談会で出逢ったお客様などを中心に、一件一件目の前のお仕事を大切にしてゆきました。
2024年3月には事務所が黒字化して、それ以来ずっと大変有難いことにお客様が途切れることなく経営が安定してゆきました。提携先の決済事務所様とは同年2月からずっとお仕事をいただいていますし、今は辞めてしまいましたが、同年4月からは後見業務も加わり、支部の相談会で弁護士や税理士の先生とも知己を得ることが出来、地元の友人や仲間にも知名度が広がってゆき、受任ルートが色々な形になってゆきました。結果的に2024年は、大きな成果を残すことが出来た、本当に素敵な幸運な一年間でした。
迎えた今年は、だいぶ業務が忙しくなり、土日もずっと働かなければならない状況がしばらく続いていたため、思い切って、職員を2名採用させていただき、「働き方改革」を断行して、土日祝日は原則休みにすることや、無理な依頼を受けることを辞めました。去年広げた大風呂敷を、「選択と集中」というテーマを掲げて、勇気を持って断行してゆきました。リーガルサポートは退会し、委員会も辞任し、無理なお願いをしてくる関係者とは距離を置いて仕事をするようになりました。事務所の強みと地域の特性を捉え、お仕事をさせていただくことにしました。
事務所を開業してから、本当に毎日が挑戦であり、出逢いが全てだと感じています。分からないこと、不安なこと、怖いことが沢山あります。しかし、立ち止まっていても何も解決しませんので、自分で考え行動し、時に仲間や先輩にお知恵を拝借し、目の前の一人一人のお客様の為に出来ることを日々全力で行い、それを繰り返すことで、何とか2年を迎えることが出来ました。開業以来すべての日々に意味がありましたし、自分で選んだすべての行動に、納得しています。何より、お仕事をくださった全てのお客様と、チャンスや幸運をもたらしてくれた全ての関係者の皆様へ心から感謝の気持ちで一杯です。
3年目はどんな一年になるのでしょうか?実のところ、特に大きな目標は持っていません。開業以来、事務所の規模をどんどん拡大したいという希望はありませんし、本当に目の前にいらっしゃるお客様を大切にして、プライベートと仕事のバランスを取り、一日一日を幸せに健康に生きてゆくこと、それを繰り返してゆくことが出来たなら、十分だと思っています。ご縁と繋がりを大切に、日々感謝の気持ちを持って、皆様のお役に立ち、喜んでいただける、そんな一年をまた過ごしてゆけたらと思います。
- こもれびのように優しく一人ひとりの方に寄り添えるような法サービスを提供いたします。
- 地元相模原市と市民の方への法サービスを通じて社会貢献・地域貢献をします。
- 一つひとつの出逢いに感謝し、お客様への敬意を持って応対し、仕事を通じて事務所への信頼をいただけるよう全力を尽くします。
- 「今、ここ」の気持ちを忘れず、目の前にいるお客様それぞれに寄り添った課題発見と解決策をご提案します。
3年目も相模原こもれび司法書士事務所をどうぞよろしくお願いいたします。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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