公衆用道路の算定方法
宅地の前にある私道は、公衆用道路と言って相続登記の時に見落としがちな論点です。この公衆用道路の有無の見分け方についてはいくつか方法があります。
- 名寄帳で調査する
- 権利証で調査する
- 共同担保目録で調査する
- 公図で調査する
公衆用道路を見つけたら不動産の評価額を算定しますが、0円と評価されていることが多いかと思います。しかし、登記手続き上は0円ではなく、評価方法があります。
- 近傍宅地価格の1㎡当たりの価格を算出する
- 公衆用道路の面積を乗ずる
- 100分の30を乗ずる
- その後に税率(相続なら1000分の4、贈与なら1000分の20等)を乗ずる
法務局によって運用が異なる場合があるので、予め相談をすることをお勧めしますが、概ね上記の算出方法で公衆用道路の算定を行うことができます。
いかがだったでしょうか?公衆用道路の算定方法について知っておくと便利な情報をまとめてみました。もしもご不明な点があれば遠慮なくお問合せ下さい。相談は無料で承っております。今後も身近な法律問題について分かりやすく、読みやすい記事を書いてゆきたいと思いますので、是非ご覧になってくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。
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