令和7年度司法書士試験、本当にお疲れさまでした
おはようございます。7月7日(月)になりました。令和7年7月7日で、なんとなく縁起のよさそうな7月2週目の初日になりました。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日は、令和7年度司法書士試験がありました。試験を受けられた皆様、大変お疲れさまでした。自分も死ぬほど苦労したので、この試験の大変さが骨身にしみて分かります(泣)。独立開業するまでは、ずっと、実は受かっていなかったという悪夢を、繰り返し、繰り返し見続けて、目覚めて安堵するという朝を何度も迎えていました。それくらい、過酷で、厳しい試験だと思います。1年間やり切ったご自身を、労わっていただきたいと思います。
もしも、合格できていたら、きっと自分次第で、素晴らしい未来が待っていると思います。少なくとも、私は司法書士を自分の人生の仕事に選んでよかったなと日々感謝しています。うまくいかなかったとしたら、「司法書士に本当になりたいのか?司法書士になって、何をしたいのか?」と是非ご自身の心に問いかけてみてください。
それが司法書士でしかできないことでしたら、きつくとも、きっとまた司法書士試験に挑戦されるかと思いますし、代替可能であるならば、夢を変えることは別に全然悪いことではないので、形を変えて、自分の人生を全うしてゆければいいのかな、と思います。
自分は合格の1年前に2点差で落ちて、心がボロボロになって、合格年度はほとんど勉強はしませんでした。それでも、不合格という結果通知を受けて、この試験を諦めるために、最後の受験をしたら合格をしました。その最後の受験も午前の部の基準点ぎりぎりで、あと1問でも落としたら、不合格でした。だから、今、司法書士として、生きているというよりは、生かされているという気持ちを持って、日々の執務に取り組んでいます。
合格できないまま、夢を諦めていった仲間もたくさん見てきました。毎年同じようなことが、今も繰り返されていると思います。夢を諦めたから不幸というわけではないですし、司法書士になった人が全員幸せというわけではないですが、私は、長年の努力が「合格」という結果で結ぶことができて、自分の人生を根幹的なところで、信じることができるようになりました。ずっと、真剣に努力し続けているのに、夢に否定され続けるって、本当につらいですし、苦しいです。不合格が続いていた最後の数年は、自分のことを信じられなくなりましたし、周りの人たちと会う機会もその時期は本当に減っていました。心が病んでいたと思います。
運やその日のコンディション次第で、結果はどのようにも変わる過酷な試験ですから、頑張れば何とかなる!とか言えないですし、来年も頑張ろう!とかも言えないです。だから、ご自身で時間をかけて、納得のいく答えを出していただきたいと思います。司法書士になっても、ならなくても、変わらず、自分のことを好きでいられる未来を、自分の人生を信じて進んで行ける決断をしていただければと思います。本当にお疲れ様でした。
今週は、相模原の法務局で、相談員をさせていただくのと、お客様のご来所予定が2組入っております。他は、空き時間となりますので、受任させていただいているお仕事をどんどんと進められるところを進めてゆきたいと思います。
それでは、今週もどうぞよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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